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もはや拉致問題の完全解決は望めないのではないか
By shiro | August 23, 2007
北朝鮮の拉致問題は、進展がないままだいぶ時間が経過している。
6カ国協議で、拉致の話をすれば無視され、直接対話は実現できなさそうである。
日本の後ろ盾となるアメリカ側の態度も、今年に入って北朝鮮に対する態度を軟化させており、早ければ今年中にテロ支援国家の指定を解除するという話もある。
ちなみに、アメリカが北朝鮮をテロ支援国家と指定している根拠は、拉致に関する話だけではない。むしろ、現在も保護されている、連合赤軍メンバーとその家族をかくまっているからというのが中心。
若い人は連合赤軍と聞いても良くわからないだろうが、昭和の事件史を追っていけば、必ず出てくる重大な事件を起こした者たちであることは、理解できるであろう。
ここでは詳しくは書かないが、連合赤軍事件で検索すれば、それらの情報がわんさか出てくるので、是非検索して知ってもらいたい。
拉致問題の完全解決とは、拉致された被害者全員が日本に帰国することであるが、私が拉致問題の完全解決が出来ないという理由は、簡単に言うとこうだ。
拉致被害者はもう殺されているのではないか。そう思うからだ。
マスコミは、被害者家族の手前そのようなことはいっさい書かないし、政治家にしてもそのようなことはいっさい発言しない。
が、北朝鮮が本当に悪の組織であれば、もはや拉致被害者は、利用価値があるとは思えない。むしろ邪魔者扱いされていて当然ではないだろうか。
北朝鮮政府は、軍部の暴走で拉致を独断で実行したと言っている。
それは真実かもしれないし、まったくの嘘で政府主導で行われていた可能性も十分にある。
現時点は、真相は不明なところが大きい。
そもそも、拉致された人々は何のために拉致されたのか。
言われているのは、スパイ養成のために、日本語教育や日本文化を教え込ませるためであったり、拉致された技術者は、技術を得るためとも言われている。大方この二通りであると推測される。
韓国人拉致被害者も同様であろう。
しかしよくよく考えれば、そこにも疑問は残る。
日本には、朝鮮総連という組織がある。拉致の手引きをしているとも目される組織であるが、スパイ養成のための日本語教育だったり、日本文化を教え込ませるだけなら、何も拉致などしなくてよく、朝鮮総連から人を連れてくればよいだけの話であると思えるのだが。理解に苦しむ。
とはいえ、実際に拉致されている人がいるわけだから、拉致の事実が消えるわけではないので、現在も存在していると言われる拉致被害者について考えてみよう。
現在、拉致に関して言えば外交カードとして利用しているのは、日本だけである。
北朝鮮からしてみれば、拉致に関することはこれ以上言われたくない。5名の拉致被害者を帰国させたときに、これ以上の拉致被害者の生存者はもういないとしたからだ。
当時の日本政府も、この5名で手打ちにしようという考えがあったそうであるが、後から湧き出てくる、生存者情報(それも小出しで)により、まだまだ拉致被害者はいるというこということが、認識されるようになり、政府も手打ちという選択肢はなくなってしまった。
横田めぐみさんの遺骨が返却された時、別人の遺骨が北朝鮮から出てきた。
別人の遺骨が出されたことに、多くの国民は「北朝鮮はふざけた国だ」と認識したものであるが、本当に別人ものだったのか。
あのとき、「別人の遺骨」という言葉が先行していたと思われる。
今から1年数ヶ月前、日本政府は「別人の遺骨」であると発表した。北朝鮮側は、鑑定結果は捏造であるとしている。
現在、日本人の多くは、北朝鮮が「別人の遺骨」を送りつけたと認識しているが、本当のところは、「科学的には判別不可能」という結果も出ている。
当時、3箇所に鑑定を依頼し、2箇所では「鑑定不能」と結論付けられており、1箇所が「別人である」と結論付けた。1箇所の鑑定結果を政府は採用し、結果「遺骨は別人」となったわけだ。
「別人である」とする鑑定結果には、科学的見地から、その鑑定結果に疑問があり、結果ありきだったとも批判されている。このことは、科学誌Natureなどで取り上げられており、検索すれば、情報が出てくるので、そちらを参照してもらいたい。
いまさらだが、(遺骨が別人のものとして)北朝鮮がなぜ偽者を送りつけてきたのか。わざわざ自分たちが不利になるようなことをあえてしたという理由が思いつかない。北朝鮮の外交はしたたかであり、日本の外交よりはるかに上を行く。
私の推論では、こう思う。
北朝鮮では、遺骨の管理方法がずさんで、他人のものと入れ替わるようなことは、日常茶飯事ではないか?単純に本人の遺骨というものが、どこかにあるのだろうが、それがどこにあるのかまではわからない。
実は、単純に北朝鮮は、横田めぐみさんの遺骨と思っていたものが、別人のものと気づかずに、日本に送りつけてしまったのではないか。
この考えは、横田めぐみさんが死亡していることが前提となる考えであるが、実際に生きているかどうかは、謎のままだ。
しかし私が悪の枢軸であるなら、デメリットの大きい横田めぐみさんを始めとする、拉致被害者を生かしておく理由はない。むしろ殺す。
そして過去のこととして処理し、責任は軍部にかぶせる。
軍部に責任を負わせることで、金政権に直接的なダメージを受けさせない。そして体制維持するという考え。
この私の考えも、かなりの無理があることは重々承知である。
時として事件は、実は単純なミスだったということもある。
真相はどこにあるのか。早く知りたいものだ。
August 24th, 2007 at 4:01 pm
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